別府地獄めぐり後編

茨城空港からなら福岡空港までおよそ2時間。博多を中心に福岡を満喫するのも楽しいですが、せっかくの旅行です、もう少し足を伸ばせば、さらなる楽しみが待っているかもしれませんよ。
そこで今回は福岡県のお隣り、「おんせん県」として有名な大分県は別府エリアに行ってみました!

地獄めぐり後半は鉄輪(かんなわ)エリアへ!

大分といえばやはり有名なのは別府温泉。別府市は源泉数、湧出量ともに日本一を誇る温泉都市で、別府八湯(べっぷはっとう)と呼ばれる8つの温泉エリアには、合わせて数百の温泉があるそうです。そして、別府温泉といえば欠かせないのが「地獄めぐり」。なにやら仰々しい名前ですが、別府温泉エリアの、さまざまな色やその他の特色ある源泉が古くから「地獄」と呼ばれ、観光名所として親しまれているのです。
中でも別府地獄組合による8ヶ所の「地獄めぐり」が有名で、今回は、その8ヶ所をすべてまわってみました。
ちなみに「地獄」は源泉ですので、その奇観を楽しむ場所です。入浴はできませんので、温泉はそのあとゆっくりと楽しんでください。

地獄めぐりマップ

白池地獄 [国指定名勝]

乳白色の源泉がとても素敵な白池地獄。

乳白色の源泉がとても素敵な白池地獄。

動画でもご覧ください(再生すると音が出ます)

入り口。周囲には熱帯のような木々が見えます。

入り口。周囲には熱帯のような木々が見えます。

まずは巨大なピラルクがお出迎え。

まずは巨大なピラルクがお出迎え。

龍巻・血の池の両地獄からバスに揺られることおよそ6分、距離にして約2.8km離れた鉄輪(かんなわ)エリアに到着。まず最初に選んだのは白池地獄です。先ほどの血の池地獄とは対照的に、白みを帯びた源泉から、モクモクと湯気が立ち上っていました。噴出時には無色透明の熱湯なのですが、池に落ちたあと温度と圧力の低下によって、だんだんと、このように白みを帯びてくるのだそうです。
見た感じ、お肌に良さそうな気がしますが、泉温は95℃もあるそうです!

状況によってはもう少し青白く見えることも。

状況によってはもう少し青白く見えることも。

立ち上る湯気もものすごい量でした。

立ち上る湯気もものすごい量でした。

おすすめ地獄度 ★★★★☆

温泉の熱を利用している熱帯魚館も見もので、おなじみのピラニアや、
4mにも成長するといわれるピラルクなどがいました。

白池地獄

鬼山地獄

鬼山地獄
鬼山地獄
鬼山地獄
鬼山地獄
鬼山地獄

ここまでは龍巻・血の池・白池と、名前から何となく想像のつく地獄でしたが、鬼山といわれてもいまいちピンとこない…と看板を良く見ると、小さめに「ワニ」の2文字が!入るといきなり、すべての地獄の中で一番熱そうな源泉が目に入りますが、むしろその先に待ち構える80頭ものワニ、ワニ、ワニ…。こちらの方が主役という感じの地獄でした。

おすすめ地獄度 ★★★☆☆

ワニも温泉の熱を利用して飼育されています。やはり健康に良いのか、71歳まで生きて長寿世界一になったワニもいたそうですよ!

鬼山地獄

かまど地獄

かまど地獄入り口。

かまど地獄入り口。

茶褐色の熱泥の一丁目。

茶褐色の熱泥の一丁目。

100℃の蒸気が噴き出す二丁目。

100℃の蒸気が噴き出す二丁目。

コバルトブルーの三丁目。

コバルトブルーの三丁目。

ミニ坊主地獄といった感じの四丁目。

ミニ坊主地獄といった感じの四丁目。

池の色が変わる不思議な五丁目。

池の色が変わる不思議な五丁目。

赤みがかった熱泥の六丁目。

赤みがかった熱泥の六丁目。

ぶんぶく茶釜がお出迎えしてくれるこの地獄は、1丁目から6丁目まで、さまざまなタイプの源泉が楽しめます。中には、血の池地獄のような赤い池や、これからまわる坊主地獄や海地獄を彷彿とさせるものも。5丁目の地獄は、青や緑にその色を変えるそうです。今回見に行ったときは青色ぽかったですが、緑色の地獄も見てみたかったです。

おすすめ地獄度 ★★★☆☆

もしも時間がなくて全部まわるのが難しいのなら、この地獄で手っ取り早くいろいろな地獄を楽しむのも良いかもしれませんよ!

かまど地獄

山地獄

山のあちこちから噴気が上がっています。

山のあちこちから噴気が上がっています。

動画でもご覧ください(再生すると音が出ます)

山をモチーフにした入り口。

山をモチーフにした入り口。

岩間から上がる噴気は迫力がありました。

岩間から上がる噴気は迫力がありました。

小高い山のあちらこちらより噴気が上がっている様子から、この名前が付けられたといわれています。あまりにも勢いよくモクモクと上がるので山火事にならないかしらと心配になってしまいますが、ご心配ありません。

おすすめ地獄度 ★★★☆☆

この地獄もまた温熱を利用して、フラミンゴやカバ、カピバラなどが飼育されていましたよ!地獄は意外とトロピカルな感じなのです。

山地獄

鬼石坊主地獄 [国指定名勝]

ボコボコと吹き出している様子はまさに地獄っぽいです。

ボコボコと吹き出している様子はまさに地獄っぽいです。

動画でもご覧ください(再生すると音が出ます)

入り口。この先に小さな源泉が点在します。

入り口。この先に小さな源泉が点在します。

一番奥の源泉。周囲の木々が美しい。

一番奥の源泉。周囲の木々が美しい。

8つの地獄めぐりも残り2つ。鬼石坊主地獄と海地獄は隣接していますが、まずはこちらを選んでみました。少し歩いて行くと、あちこちで灰色の泥状の源泉が、ボコボコと吹き出しているではありませんか。これもなかなか茨城では見られない奇景。まさに地獄らしいその様子は、写真だけではなかなか伝わらないかも知れませんね。

鬼石坊主地獄
鬼石坊主地獄

おすすめ地獄度 ★★★★☆

敷地内には鬼石坊主地獄の温泉を利用した足湯もあります。さらに、実際に入れる温泉施設もあり、これらは熱泥ではなく普通の温泉ですのでご安心を。

鬼石坊主地獄の足湯

海地獄 [国指定名勝]

この美しさは天国かと錯覚してしまうほど。

この美しさは天国かと錯覚してしまうほど。

動画でもご覧ください(再生すると音が出ます)

この奥に真っ青な地獄が待ち構えているのです。

この奥に真っ青な地獄が待ち構えているのです。

湯気もすごい量でした。青と白のハーモニー。

湯気もすごい量でした。青と白のハーモニー。

最後は海地獄です。これまで、血の池やワニや坊主などさまざまな地獄を見てきましたが、いかがですか、この美しい色合いは。地獄と呼ぶのは似つかわしくないようなセルリアンブルーの風景は、まさに南国の海を連想させます。しかし、うっかり触れてみようものなら98℃の熱湯なのです(危険ですから絶対に触れてはいけません)。なるほど、これぞまさに地獄ですね。
とにかく、見とれて立ち尽くしてしまうほどの絶景です。ぜひご自身の目でご覧ください!

海地獄
海地獄

地獄のスイーツ「地獄蒸焼プリン」

8地獄制覇の自分へのご褒美に、地獄蒸焼プリンを買って食べてみました。海地獄オリジナルのこのプリン、無添加無着色で濃厚な味わいの絶品でした!

地獄蒸焼プリン

地獄蒸焼プリン

おすすめ地獄度 ★★★★★

涼しげなブルーと立ち上る湯気のコントラストがとても印象的でした。一度は見ておきたい絶景です!

海地獄

茨城では見られない風景が、あなたを待っている

別府温泉の地獄めぐり。わりとまとまって位置しているため、半日程度で効率よくまわれます。もちろんご自分のペースで、すべてまわらなくてもよいのです。普段は見ることのできない景色を見たりできるのは旅の醍醐味ですよね。茨城空港から福岡空港へ。そこから先には、あなたの知らない風景がきっと待っています。あなた好みの旅を、ぜひ茨城空港からはじめてみませんか。

そして鉄輪へ

太宰府天満宮

所在地 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
料金 境内は無料
ただし、宝物殿は300円、菅公歴史館は200円
利用可能時間 6:30〜19:00(季節・建物により異なる)
休日 なし
アクセス
  • 【電車】JR博多駅より福岡市営地下鉄、西鉄大牟田線で約45分
  • 【バス】博多バスターミナルから太宰府行きバスで約42分
お問い合わせ 太宰府天満宮社務所 電話:092-922-8225(9:00~17:00)

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