北野異人館街

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神戸観光の拠点となる三宮駅から歩いて15分ほど、北野天満神社へと至るゆるやかな北野坂を登っていくと、北野の異人館街へとたどり着きます。そこは、神戸港開港後に日本へとやって来た外国人の旧宅が点在する、神戸観光の人気エリア。海が見える高台をてくてくと散策してみました。

うろこの家・うろこ美術館

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「うろこの家」は、一番最初に公開された異人館で国登録有形文化財となっています。明治38年に、外国人向けの高級借家として建てられたそうです。建物の外壁と天然石の多いストレートが魚の鱗に似ているところから「うろこの家」という愛称が生まれ、親しまれています。
前庭にあるイノシシのブロンズ像は、鼻に触れると幸運を呼ぶといわれています。

うろこの家では、館内のインテリアは明治38年(1905)年の建築当時のままで、アンティークな家具や置物などが、そしてヨーロッパの王室が愛用していた豪華な陶磁器などが輝いていました。アンティーク好きにはたまらないですね。

隣接のうろこ美術館は絵画の宝庫で、おもにヨーロッパとロシアの近・現代絵画を収集していたそうです。マチス、ユリトロら有名な画家の作品が展示されていました。

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萌黄の家

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1903年にアメリカ総領事のシャープ邸宅として建築されました。国指定重要文化財に登録されています。

木造2階建てで、2つの異なった形の張り出し窓が特徴的です。外壁も室内も萌黄色に塗ってあることから、現在のように呼ばれるようになりました。

中に入ると幾何学模様の窓から神戸の街や神戸港が一望できます。ここに住んでいた外国人の方々も、こうして海の向こうの故郷に思いをはせていたのでしょうね。

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風見鶏の館

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1909年頃に、ドイツ人貿易商の邸宅として建築されました。国指定重要文化財。三角屋根の上の風見鶏はあまりにも有名な異人館のシンボル的存在です。

室内は階ごとに変化がつけてあり、全体的にドイツの伝統様式を用いられていますが、当時盛んだったアール・ヌーヴォー風の装飾が施されて、シャンデリアや、書斎の棚などに、その時代の傾向を感じ取ることができます。

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あなたに合ったチケットを

異人館街の坂を登って行くと、風見鶏の館の前にある「北野観光案内所」。ここで北野観光ガイドマップをもらいました。おすすめのポイントなども教えてくれます。異人館は全部で19館あり、単館で回るとそれぞれ料金がかかってしまいますが、複数館割引券を利用するとお得に回ることができます。それぞれの異人館スタッフさんに相談すると、詳しく教えてくれました。事前に自分の行きたい異人館を決めておくと、どこに行こうか迷わなくていいと思います。

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