PBL

今回は、PBL(Passenger Boarding Lift:パッセンジャー・ボーディング・リフト)車について紹介します。

茨城空港がボーディングブリッジを使用せずに、パッセンジャーステップ車を使って搭乗するというのは以前にもご紹介したところ(ハンドリング業務:パッセンジャーステップ装着・離脱を参照)ですが、「車いすを使っている人は、階段を登れないじゃないか。飛行機にどうやって乗り込むのだろうか?」と思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。また実際に、車いすをご利用のお客様からのお問い合わせも受けているところです。

そこで今回は、ご安心してご搭乗いただけるよう、茨城空港で使用しているPBL車と、PBL車を使用した搭乗の実際を詳細に紹介します。

PBL車とは

PBL車は、車いすや、ストレッチャーをご使用のお客様、身体の不自由なお客様などが、機体に乗り込む際に使用する車です。

PBL車には、車体の後ろにリフトがついており、車いすやストレッチャーに乗ったまま、車内に入ることができるようになっています。尚、このリフトには、一度に500kgまで乗ることができます。

車内は、車いす4台ほどのスペースがあります。また電車やバスのようにつり革も付いており、付添いの方も安心して乗ることができます。また、冷暖房完備ですので、暑い夏や寒い冬でも快適にご利用いただくことができます。

PBL車
PBL車

ご搭乗

ご利用者は、搭乗口を出てPBL車に乗りこむと、そのまま航空機まで車で移動します。

ご搭乗1
ご搭乗2

ご利用者は、搭乗口を出てPBL車に乗りこむと、そのまま航空機まで車で移動します。

ご搭乗3

ご搭乗は、一般のお客様が航空機の左側のドアから搭乗していただくのに対して、PBL車のお客様はその反対側、航空機の右側のドアからご搭乗いただきます。

 

ご搭乗4

航空機まで到着すると、PBL車の荷台が航空機のドアと同じ高さまで上がり、ドアに接続します。

ご搭乗5

お客様は車いすやストレッチャーから降りることなく、また雨にも濡れることなく、そのまま機内に乗り込むことができます。

 

ご搭乗6

なお、荷台が上がる時は、アウトリガー(オレンジ色の支柱)によって荷台を支えますので、揺れたりすることはありませんのでご安心ください。

 

車いすの方や介助が必要な方は、航空機に乗っていただくときは最初に、また降りるときは最後になります。他のお客様と乗降が同時になることはありませんので、安心して航空機をご利用ください。

訓練

PBL車の運転や接続は難しいので、日頃の訓練が欠かせません。

特に、航空機のドアの開閉にあたっては、連携が重要です。サムアップ(親指を立てる)などの合図で、航空機の内と外とでお互い確認しあいます。

訓練
訓練

 

誰もが空の旅を安心してお楽しみいただけるよう、茨城空港ではPBL車が活躍しています。見かけた際には是非応援して下さいね。

 

PBL車のご利用について

航空機への搭乗にあたってPBL車をご利用になられる方は、航空券やツアーのお申し込みの際にその旨をお伝えいただくとともに、当日チェックインの際にもカウンターにてお申し付けください。
スムーズにご搭乗いただけるよう、準備させていただきます。


もっと知りたい!茨城空港の“はたらくくるま”