首都圏3番目の空港として—

茨城空港は、航空自衛隊百里基地を民間共用化した空港です。
国土交通省が事業主体となって、主に民間航空機が使用する滑走路を元の滑走路の西側に新設し、駐機場やターミナルビルが整備されました。

開港の背景

  • 伸び続ける国際航空需要
  • 不足する首都圏の発着枠
  • 航空自由化の進展
  • 首都圏の3番目の空港として
  • 北関東は、空港空白地帯

茨城空港の特徴

羽田・成田より割安な空港使用料
首都圏にありながら、羽田や成田よりも着陸料は30%以上割安です。
自走式によるスポットイン/スポットアウト
プッシュバックを行う場合よりも低コストなハンドリング体制。ターンアラウンド時間の短縮にも寄与します。
コンパクトで効率的なターミナルビル
搭乗橋を省き、旅客動線を一階に集約。必要な機能をコンパクトにまとめています。

 

 

コンセプト

空の旅を、もっと身近なものに。茨城空港は、これまで敷居の高かった空の旅を、「安く」、「近くから」、「気軽に」楽しめるようにします。

安く

2010年7月より茨城‐上海線の運航を開始した中国初のLCC、春秋航空。同社初の国際線進出先として、茨城空港を選びました。格安の運賃で人気を博しています。

2010年7月より茨城‐上海線の運航を開始した中国初のLCC、春秋航空。同社初の国際線進出先として、茨城空港を選びました。格安の運賃で人気を博しています。

空の旅をもっと手軽に楽しんでほしいから。茨城空港では、海外で成長著しいローコストキャリアの誘致をいちはやく図りました。

ローコストキャリアのビジネスモデルとしては、以下の2点が挙げられます。

  • 機体稼働率を高めることによる高い生産性
  • 空港使用料が安く、折り返し時間の短縮が可能な、大都市圏のセカンダリー空港を使用する

茨城空港は、このモデルに対応できる国内初の空港です。

ローコストへの取り組み

近くから

茨城空港の開港まで、北関東地域には空港がなかったため、羽田空港や成田空港まで長い時間をかけ、電車・モノレールなどを乗り継いで行く必要がありました。

茨城空港なら、マイカーでターミナルビルまでドアツードア。大きなスーツケースやベビーカーも楽に運べます。しかも駐車料金は何日でも無料。

羽田空港利用の場合
茨城空港利用の場合

また、就航先からお越しになる場合でも、茨城空港なら北関東地域の観光地へのアクセスも向上します。 都内の渋滞による時間のロスも少なく、旅行プランが立てやすくなります。

現在
今後

気軽に

羽田や成田は、ターミナルビルも大規模なため、搭乗口まで数百mも歩く必要があります。

茨城空港ターミナルビルは、コンパクトさが売り。幅約120メートル、奥行き約40メートルのターミナルビルは、搭乗口までもあっという間。もう迷うことはありません。車を降りたら、あっという間にチェックイン。
羽田空港第一ターミナルビルと茨城空港ターミナルビルの比較

茨城空港なら、空の旅はこんなに楽に、お得に。茨城空港利用のメリットについて説明します。

自走式による航空機運用

一般的な空港

プッシュバックの様子

航空機は駐機場をまっすぐ進入して駐機します。

このため、出発時に方向転換するためには、専用車両に押し出してもらう(プッシュバック)必要があります。

茨城空港

プッシュバック作業が不要

航空機は駐機場を旋回するように進入し、ターミナルに向かって斜めに駐機します。

出発時、航空機は自走しながら方向転換できるため、プッシュバック作業が不要となります。

自走する様子

自走の様子

メリット

  1. プッシュバック作業に必要な専用車両等の導入・維持費用の削減
  2. 地上支援作業員の削減
  3. 航空機折り返し時間の短縮

旅客動線の一層集約

ターミナルビルパース

一般的な日本の空港では、出発ロビーが2階、到着ロビーが1階と別のフロアに分かれています。

茨城空港の旅客ターミナルビルは、出発ロビーも到着ロビーも同じフロアとしました。

必要な機能をコンパクトにまとめた、シンプルで効率的な設計です。

  • 左手前が国内線チェックインカウンター。奥に搭乗口,さらに奥が国際線到着口です。

    左手前が国内線チェックインカウンター。奥に搭乗口,さらに奥が国際線到着口です。

  • 左手前が国内線・国際線搭乗口,奥が国際線到着口です。

    左手前が国内線・国際線搭乗口,奥が国際線到着口です。

メリット

  1. シンプルで利用者にわかりやすいビル構造
  2. 短い動線で利用者にやさしい
  3. 旅客担当職員を同一フロアに集約することによるコスト削減

ボーディングブリッジなし

一般的な空港

ボーディングブリッジあり

茨城空港

ボーディングブリッジなし
ボーディングブリッジなしの写真

一般的な日本の空港では、ボーディングブリッジ(搭乗橋)を利用して搭乗しますが、茨城空港では自走式による航空機運用と旅客動線の一層集約をより効率的に行うため、タラップを利用するスタイルを採用しました。 ボーディングブリッジの設置・維持管理費用がかからないため、航空会社が支払う使用料もかかりません。

メリット

  1. ターミナルビル内のフロア移動なし
  2. 航空機折り返し時間の短縮
  3. ボーディングブリッジの設置・維持管理費用の削減=
    ハンドリング手数料の軽減