手荷物搭降載

今回は、お客様からお預かりした手荷物の積み入れ・積み下ろしについて説明します。
お客様からお預かりした大切な荷物。安全・確実・そして迅速に荷物の積み下ろしを行わなければなりません。

航空機内には、手荷物を搭載する部屋はコンテナ室とバルク貨物室(バラ積み貨物室)の2つがあります。コンテナに積まれた貨物はコンテナ室へ、バラのまま積まれる貨物はバルク貨物室へ、それぞれ積み込まれます。

到着:手荷物降載

春秋航空のA320から手荷物を降ろす様子。

春秋航空のA320から手荷物を降ろす様子。

はじめに到着便について説明します。

まず、到着時に航空機のカーゴドアとバルクドアをオープンします。そして、「ベルト・ローダ車(B・L)」や「ハイリフト・ローダ車(H・L)」という機材を機体に装着し、機内からコンテナ搭載の手荷物や、バラ積みの手荷物を降ろします。

航空機から降ろされた手荷物は、搬送車両に載せられ、空港内のソーティング(仕分け)場に運ばれます。ここでベルトコンベアに載せられ、到着されたお客様のもとに手荷物が無事わたります。

出発:手荷物搭載

次に、出発便についてです。

搭乗手続きの際に、手荷物にはバゲージ・タグがつけられ、ベルトコンベアでソーティング場に流されます。ここで手荷物を車両に積みいれるのですが、手荷物の数はとても多くなることもあるので、数に間違いがないか、タグが取れていないか、などをチェックしながら作業を進めます。荷物の中には壊れやすいもの(易損品)などもあるので、1つ1つ慎重に積み込まなければなりません。また、荷物は1個で20kg以上になるものもあるので、体力も必要です。

バラ積みの貨物は「カーゴトラック(C・T)」に載せられ、ベルト・ローダ車を使用して、またコンテナ貨物はハイリフト・ローダ車を使用して、それぞれ航空機内の貨物室に搬入します。

なお、中国から来る便、及び飛行機の機体がB737の便は、すべてバラ積みとなるので、搭降載の時間も5分ほど多くかかります。

カーゴトラックに荷物を積み込む様子

カーゴトラックに荷物を積み込む様子

春秋航空A320に貨物を搬入する様子。ベルトローダ車を使います。

春秋航空A320に貨物を搬入する様子。ベルトローダ車を使います。

ちょっとうんちく

荷物を機内に搬入する際には、ただ積めば良いというわけではなく、荷物の重さに偏りが生じて航空機がバランスを失うことのないように、荷物を積む位置を計算して積まなくてはいけません(ウエイトアンドバランスと言います)。また、積む場所に気を遣うものもあります。

 

搭載は慎重さが求められる一方、出発時間があるので、時間との戦いでもあります。時間内に手際よく積まなくてはなりません。

 

担当者に聞いてみました

Q: 航空機に積み込まれる荷物の個数はどれぐらいでしょうか。
A: 日によって違いますが、1便につき、100個程度、上海便(春秋航空)は150個程度です。

Q: 最近の手荷物の中で、珍しい荷物や変わった荷物はありましたか。
A: 少し前ですが、大きな絵画がありました。

 

お客様からお預かりした大事な手荷物。何かトラブルがあっては、せっかくの旅が台無しになってしまいます。安全かつ確実に搬送するよう日々取り組んでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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