マーシャリング

今回から、いよいよハンドリング部門の業務について紹介します。
ハンドリングの仕事は多岐にわたりますが、いくつかピックアップして紹介します。
第1回目はマーシャリングです。

マーシャリングとは

「マーシャリング」と言うと聞き慣れないようですが、航空機が滑走路から駐機場(スポット)に進入してくるときに、航空機が停止位置に安全かつ正確に停止するように導くことを言います。

皆さんも色々な空港でご覧になったことがあるかと思います。
なぜこのような誘導が必要なのでしょうか?

航空機はとても大きく、また死角が広いので、コクピット内でパイロットが翼端等の正確な安全確認をし、停止位置に正確に停止させることはとても困難なのです。
そこで、停止位置まで誘導するマーシャリングが、とても重要になってくるのです。

マーシャラ(地上誘導員)

マーシャリングは機械化されているところもありますが、通常は人手によって行われます。マーシャリングを行う人を「マーシャラ(Marshaller)」と言います。

マーシャリング業務を確実に実施するには、合図の出し方だけでなく、空港の規則や航空機の特性などに精通している必要があるので、マーシャラになるには訓練や社内試験に合格する必要があります。

マーシャリングの方法

スローダウン

スローダウン

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停止

停止

マーシャリングは、パドルという道具を使って、機長に合図を送ります。パドルは、大きなしゃもじのような形をした道具で、これを両手に持って様々な合図を出します。

航空機は世界中の空港に行くので、マーシャリングに使われる合図は世界のどこへ行っても同じでないと混乱します。このため、合図はICAO(国際民間航空機関)で規定されたものを使用しています。

航空機の大きな機体の動きを、からだ一つで誘導するマーシャラ。子どもの頃に憧れた方も多いのではないでしょうか。

茨城空港でも送迎デッキからマーシャリングの様子がよく見えます。合図の仕方などご覧になってみてください。

もっと知りたい!茨城空港のお仕事