お知らせ

平成26年度 茨城空港利用促進等協議会総会を開催しました

2014年6月26日

茨城空港利用促進等協議会の平成25年度総会を下記のとおり開催しました。

 ☆総会☆

 ■日 時 平成26年6月26日(木) 13:30〜

 ■場 所 水戸プラザホテル 2階「ボールルーム」

 ■議 事 第1号議案 平成25年度事業報告
      第2号議案 平成25年度歳入歳出決算
      第3号議案 平成26年度事業計画(案)
      第4号議案 平成26年度歳入歳出予算(案)
      第5号議案 役員の改選について

      第6号議案 顧問及び参与の委嘱の承認について

      すべて原案どおり承認されました。

茨城空港利用促進等協議会総会

 

■決 議

茨城空港については,首都圏第3の空港として,あるいは日本で初めてのLCC対応の空港として,国内外の航空会社や多くの国民の注目を集めるとともに,就航路線の拡充により,県民等の利便性の向上が図られてきたほか,地域の賑わいづくりの拠点ともなっているところである。

しかしながら,東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の影響により,国際線については一部運休が継続している。

また,新たなLCCが成田空港を拠点として運航を開始し,路線が茨城空港と一部競合している状況にある。

このようなことから,今後とも,関係者が一丸となって,県内外における利用促進と就航対策に努めていくことが強く求められている。

ついては,本協議会として全力を挙げて次の活動に取り組んでいく。

 

1 国内外の航空会社に対し,引き続き,茨城空港を利用する路線の開設や拡充を強く働きかけていく。

2 茨城県や周辺都県あるいは就航先等,県内外で広く需要の喚起に努め,茨城空港の利用促進を図る。

3 茨城空港への交通アクセスの充実による利便性の向上,外国人受入体制の整備などに,さらに積極的に取り組む。

 

4 東京に近く,低コストで発着可能な茨城空港を首都圏第3の空港として位置づけた上で,着陸料の低減など,羽田・成田との差別化を図るとともに,2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に対応するため,空港機能を強化し,首都圏空港として積極的な活用を図るために、次のことを実施するよう国に対し強く要望していく。

(1)着陸料及び航行援助施設利用料等の引き下げ

(2)エプロン拡張の早期完成など空港施設の充実

(3)CIQ業務体制の充実及び運用時間の拡大

(4)民間航空機の運航に関する共用空港の弾力的運用

(5)空港アクセス改善のための道路等の整備推進

 

5 国の責任において,諸外国に対し被災地の安全が確認されていることを発信するとともに,安全が確認された被災地を中心とした地域への誘客対策に強力に取り組むよう,国に対し強く要望していく。

 

6 会員企業,団体にあっては,自ら,茨城空港路線を利用するだけでなく,他へもその利用を働きかけるとともに,ターミナルビルにおけるイベントの開催など,茨城空港の利活用に,より一層努力する。

 

以上,決議する。

平成26年6月26日

茨城空港利用促進等協議会

 

☆講演会☆
 総会に続いて、淑徳大学経営学部観光経営学科の廻教授から「観光による地域活性化と茨城空港」と題した講演会が開催されました。
茨城空港利用促進等協議会総会
廻教授からは、
・「空港が「(外国)エアライン本社」と「地域の観光地」との間に立ち、双方のニーズやセールスポイントなどを伝えながら、就航路線を最大限活用した誘客施策をコーディネートする」
という提言がありました。