異国情緒の旅編
幻想的な光のイベントと温泉大国台湾へ
台湾ランタンフェスティバル
毎年、元宵節(旧暦1月15日)に提灯を灯し、人々が幸せ祈願や邪気払いを行うという風習でしたが、1990年に「民俗文化根、伝統国際化(風習を文化として根ざし、伝統を世界に広めよう)」を合い言葉に、スケールの大きな観光イベントに発展。台湾で開催されるランタンフェスティバルの中でも最大規模を誇り、今では世界中からたくさんの観光客が訪れる一大イベントとなっています。
2024年は台南市にて開催。高速鉄道台南駅エリア:2024年2月24日〜3月10日、安平エリア:2024年2月3日〜3月10日開催予定
上「主燈」と呼ばれる巨大なメインランタンのほか、広大な会場を埋め尽くすように飾られた大小さまざまなランタンも見逃せません。
右下一面に色がるランタンとイルミネーションの色鮮やかな光とのコラボレーションに感動すること間違いなしです。
高速鉄道台南駅周辺及び安平エリア(予定)
北投温泉(ベイトウ)
100ヶ所以上もの温泉地がある温泉大国「台湾」。中でも、台北の中心街から30分ほどで行ける、人気の高い「北投温泉」は、ひとつの温泉地で白硫黄泉・青硫黄泉・鉄硫黄泉の三種類の泉質を楽しめるのが特徴です。温泉付きの高級旅館があったり、水着着用の公共浴場があったりし、色々なタイプの温泉が楽しめます。
上北投温泉博物館昔の公衆浴場の建物を修復して造られた博物館。北投温泉の歴史に触れることができ、地名の由来ともなった、ラジウムを放つことで有名な「北投石」を見ることもできます。
右下地熱谷北投温泉公園の近くにある地熱谷は、北投温泉の源泉の一つ。一年中硫黄の煙が立ちこめているので、「地獄谷」や「鬼の湖」とも呼ばれています。
MRT新北投駅下車
烏來温泉(ウーライ)
大自然に囲まれた烏來温泉は、弱酸性炭酸泉で「美肌の湯」とも言われており、色は透明で、匂いもあまり有りません。渓流の両岸に温泉旅館が建ち並び、高級スパホテルなどもあります。トロッコ列車のほか、山の上には、この地の植物や鳥、台湾の先住民族タイヤル族の文化が楽しめるテーマパークもあり、大自然と古き良き温泉地風情を楽しむことができます。
MRT新店駅からバスで約40分
平渓天燈節(ピンシーテンダンサイ)
台北市のお隣、新北市平渓で、毎年旧正月の15日(元宵節)に開催されています。夜空に舞う天燈を見に、毎年数万人もの観光客が集まる一大イベントです。日々の平安を願い、天燈を打ち上げる習慣から始まったと言われる“天燈飛ばし”。無数の天燈が夜空を彩る幻想的な光景はまさに絶景です。
MRT動物園駅からシャトルバス
冬にこそ食べたい台湾グルメ
上草莓牛奶冰(いちご練乳かき氷)
シンプルな氷にたっぷりの苺とシロップがかかった台湾かき氷。12月〜3月頃のいちごの旬の時期に食べられます。
左下珍珠奶茶(ゼンズーナイチャー)(タピオカミルクティー)
台中のある店で発祥し、瞬く間に台湾全島へ広まった飲み物。濃厚なミルクティーと大粒で弾力性のある「粉圓(タピオカ)」の取り合わせが人気を博し、日本など様々な国で見かけられるようになりました。タピオカをストローでスポッと吸い込む感覚とモチモチとした食感が楽しめます。
右下麻糬(モアチー)(台湾餅)
台湾版のお餅。もちもちの柔らかいお餅の中にピーナッツやゴマ、ココナッツ、あずきなどの餡がくるんであったり、一度茹でたお餅を油で揚げたり、お店によって様々なバリエーションを楽しめます。
左上牛肉麺(ニョウロウミェン)
牛肉をベースとした味わい深いスープに小麦粉がベースのもちもち麺、そして上には煮込まれた牛肉がたっぷり載った台湾B級グルメの人気の一品。スープの味や味付けは地域やお店によって異なるので、味の違いを楽しんでみてください。
右下火鍋
冬のグルメといえば火鍋。豆乳や薬膳などの本格的な鍋のお店から、変わり種のスープを提供してくれるお店まで、鍋の専門店があちこちにあります。特に、唐辛子や花椒などの香辛料を使った辛い麻辣(マーラー)鍋、白湯(パイタンスープ)などのさっぱり系が人気です。
大自然に囲まれた烏來温泉は、弱酸性炭酸泉で「美肌の湯」とも言われており、色は透明で、匂いもあまり有りません。渓流の両岸に温泉旅館が建ち並び、高級スパホテルなどもあります。トロッコ列車のほか、山の上には、この地の植物や鳥、台湾の先住民族タイヤル族の文化が楽しめるテーマパークもあり、大自然と古き良き温泉地風情を楽しむことができます。