茨城空港から行く北海道空旅体験記 Day2プランA

Day2 札幌を飛び出して ─ 選べる1日

2日目は、1日目の夜には回りきれなかった札幌の名所にも触れながら、さらに札幌を飛び出して旅の思い出を深める一日にします。札幌の街なかだけでは終わらせず、電車やバスに揺られて少し足を延ばせば、同じ北海道でもまったく違う風景が待っています。行き先は、札幌市街地からアクセスしやすい2つのコースをプランニングしました。
海の街へ向かうプランAは「小樽コース」。午前にリニューアルした赤れんが庁舎を訪ね、午後は小樽へ。運河沿いのレトロな街並みを歩き、青の洞窟クルーズで日本海の絶景に出会う、アクティブな一日です。一方、山あいの温泉地へ向かうプランBは「定山渓温泉コース」。日中は定山渓の渓谷と日帰り湯で癒され、夕方は札幌市内のサッポロビール園でジンギスカン。ゆったりと過ごす一日です。どちらも札幌駅を拠点に楽しめます。気分や同行者に合わせて、自分だけの2日目を選んでみてください。

どちらも回りたい方は3泊4日で

小樽も定山渓も、どちらも捨てがたい ─ そんな方には、もう一泊増やした3泊4日の旅がおすすめです。
実は今回の取材も、プランAとプランBの両方をめぐる3泊4日の日程で回りました。
2泊3日ではどちらか一方を選ぶ形になりますが、日程に余裕があれば、海も山も両方楽しむことができます。

ホテルの朝食ビュッフェ

2日目は、ホテルの朝食ビュッフェからスタート。テーブルに並ぶのは、スープカレーや海鮮、ジンギスカン、ザンギ、肉じゃが、芋もち、コーンスープ、そして牛乳まで。北海道のグルメが朝から勢ぞろいです。あれもこれもと少しずつ皿に取れば、それだけで北海道の食を一巡りできてしまう贅沢。1日の活力をしっかり蓄えて、いざ出発です。

スープカレーやジンギスカンが並ぶ朝食ビュッフェ

新鮮な海鮮やコーンスープも

揚げたてザンギ

北海道産牛乳も飲み放題

赤れんが庁舎と八角塔

まず向かったのは、2025年7月にリニューアルしたばかりの赤れんが庁舎。明治21年(1888年)に建てられ、約80年間にわたって北海道庁として使われてきた、北海道を代表する歴史的建造物です。外壁に積まれたレンガはおよそ250万個。約6年に及んだ大規模な改修を経て、どっしりと堂々とした佇まいはそのままに、内部が大きく生まれ変わりました。

館内には、北海道庁として使われていた当時を伝える展示をはじめ、道内179市町村の観光物産情報や、アイヌ民族の歴史と文化を紹介する展示が並びます。「白い恋人」でおなじみのISHIYAが手がけるスイーツショップやレストランも入っていて、見て学んで味わえる空間でした。そして今回の目玉が、八角塔の特別観覧。事前申し込み制で、ヘルメットをかぶり、普段は立ち入れない庁舎内部を通って塔へと上がります。バルコニーに出ると、北3条通りが一直線に伸びる札幌の街並みが眼下に広がりました。歴史ある建物の最上部から眺める現代の札幌。新旧が重なるこの眺めは、ここでしか味わえません。

八角塔から見下ろす北3条通り

八角塔から見下ろす北3条通り

赤れんが庁舎の正面外観

赤い絨毯が敷かれた階段

豪華な内装の一室

館内の展示エリア

ヘルメットをかぶり八角塔ツアーへ

普段は見ることのない内部構造も見学

赤れんが庁舎 (北海道庁旧本庁舎)
住所 北海道札幌市中央区北3条西6丁目1番地
営業時間 8:45~21:00 (最終入館20:30) ※前庭は7:00~21:00に散策可
定休日 年末年始(12月29日~1月3日)・施設点検日
料金 一般300円・大学生・高校生200円・中学生以下無料 / 八角塔ツアー1,200円(小学生以上)
八角塔ツアー 1日4回(11:00/12:00/14:00/15:00 各回約30分)。オンラインまたは当日窓口で申込
アクセス JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 / 地下鉄さっぽろ駅10番出口から徒歩約4分

公式サイト

小樽運河散策

赤れんが庁舎のあとは、札幌駅から快速「エアポート」で小樽へ。大正12年(1923年)完成の小樽運河は、沖合を埋め立てて造られたため緩やかに湾曲し、全長1,140mの水路沿いに石造倉庫群が立ち並びます。港の物流を支えたのち、市民の保存運動を経て散策路に生まれ変わりました。

沿道には63基のガス灯が並び、夕暮れには倉庫群がオレンジ色にライトアップ。新緑と赤褐色のレンガのコントラストが爽やかで、まるで異国のよう。運河南端の浅草橋は、緩やかなカーブを一枚に収められる撮影の定番です。

小樽運河と石造倉庫群

小樽駅の象徴ともいえるランプが並ぶ

運河周辺にはレトロな洋風建築が点在

運河をゆく観光クルーズ船も楽しめる

 

小樽運河
住所 北海道小樽市港町 (小樽運河周辺)
見学時間 終日自由 (運河沿いの散策路はいつでも見学可。夜はガス灯がライトアップ)
アクセス JR小樽駅から徒歩約8分
備考 運河クルーズ(別途有料)もあり。デイ・ナイトで異なる景観を楽しめる
青の洞窟ボートクルーズ

小樽でのハイライトが、海を巡る約70分間の青の洞窟ボートクルーズです。ガラス細工やカフェといった「静」のイメージが強かった小樽ですが、このクルーズはその印象を一変させてくれます。港を出てパワーボートが加速すると、風を切る爽快感と弾ける波しぶき。穏やかな運河の街とは別世界の、ダイナミックな小樽がそこにありました。

ニセコ積丹小樽海岸国定公園の海岸線には、大きな穴の先に風景が広がる「つるかけ岩屋」、立ち上がった熊のように見える「熊岩」、断崖に残るオタモイ龍宮閣跡など、陸からは見られない絶景が次々と現れます。驚いたのが海の透明度。青の洞窟付近の海はどこまでも青く澄んでいて、数メートル下の海底にいるウニまではっきり見えるほど。カモメにおやつをあげる体験もでき、笑顔と驚きで大満足の70分間でした。

日本海に浮かぶ断崖の絶景

風を切るボートクルーズ

立ち上がった熊のように見える「熊岩」

大きな穴が特徴の「つるかけ岩屋」

海底のウニまで見える透明度

カモメへのおやつやり体験

爽快な70分間のクルーズでした

クルーズを予約する前に

青の洞窟クルーズは、2025年7月に洞窟出口付近で落石があったため、現在は安全のため洞窟内への進入を中止し、洞窟の手前まで近づく見学コースで運航しています(再開時期は未定)。洞窟の中までは入れませんが、透き通る海や断崖の奇岩など、海上からの絶景は十分に楽しめます。運航期間やコース内容は事業者や季節、天候により変わるため、予約の際は各事業者の公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。

青の洞窟ボートクルーズ
集合・乗船 事業者により異なる(小樽港・北運河・祝津・塩谷など)。多くは小樽駅から徒歩約15分または送迎あり
所要時間 約70分~90分 (コースにより異なる)
料金 おおむね5,000円~6,000円 (事業者・コースにより異なる)
運航期間 おおむね4月~10月頃 (冬期は運休)。天候・波により欠航の場合あり
定休日 期間中は基本運航(悪天候時欠航)。各事業者で要確認
堺町通り商店街

小樽運河と並ぶもう一つの定番が、堺町通り商店街です。ガラス細工やオルゴールは、小樽土産の二大定番。職人の手による一点ものは、自分へのご褒美にもぴったりです。通りにはルタオ、北菓楼、六花亭といった北海道銘菓の名店も軒を連ね、店頭で味見を楽しみながら歩けるのも魅力。お土産が増えすぎても、直接配送の手配ができるお店が多いので、手ぶらで観光を続けられます。レトロな建物が並ぶ通りそのものが、歩いて楽しい屋外ミュージアムのようでした。

レトロな建物が並ぶ堺町通り

職人によるガラス細工

洋風建築が目を引く街並み

ゴンドラをイメージした店内

小樽土産の定番、オルゴール

北菓楼の店舗

ルタオでお土産探し

 

堺町通り商店街
住所 北海道小樽市堺町 (堺町通り一帯)
営業時間 店舗により異なる (おおむね10:00~18:00頃)
定休日 店舗により異なる
アクセス JR小樽駅から徒歩約10分 / JR南小樽駅から徒歩約7分
備考 ガラス細工・オルゴール・ルタオ・北菓楼・六花亭などが並ぶ。お土産の直接配送手配も可能

公式サイト

おしゃれカフェと寿司

小樽散策で欠かせないのが、おしゃれなカフェでのひと休みと、新鮮なネタの寿司。ガラスとオルゴールの街・小樽は、実は洒落たカフェの宝庫でもあり、また言わずと知れた寿司の街でもあります。今回は、その両方を一日のうちに楽しみました。

海の上ではしゃいだあとは、運河の街に戻ってひと休み。立ち寄ったのは、小樽散策の途中にあるカフェ「LAMP AND BELL」。窓の外に流れる港町の景色を眺めながら、甘いスイーツと一杯のコーヒーでチルタイム。慌ただしく回るのではなく、こうしてひと息つく時間を挟めるのも、ゆとりある旅ならではの贅沢です。

アップルパイとコーヒーでひと休み

アップルパイとコーヒーでひと休み

寿司の街・小樽の絶品握り

そして、小樽駅への帰り道にある「魚真」で、小樽のお寿司を堪能しました。今日まさに目の前の海でクルーズを楽しんだばかり。その海の幸が、今度は寿司ネタとして目の前に並ぶのですから、感慨もひとしおです。ひと口ほおばると、ねっとりと甘いウニ、とろけるような中トロ、ぷりっと弾けるイクラ。どれも鮮度が段違いで、噛むほどに磯の香りと旨みがふわりと広がります。小樽まで足を運んだ甲斐を、舌でしっかり実感した一席でした。

新鮮なネタが並ぶ握り盛り合わせ

魚真の店構え

とろけるような中トロ

ウニやイクラも贅沢に

 

JRタワー展望室T38

小樽から札幌駅へ戻り、最後は展望室「T38」へ。札幌駅直結のJRタワー最上階、地上160mから望むのは、前日のもいわ山とはまったく違う夜景です。山から見下ろす俯瞰の夜景に対して、こちらは街のど真ん中から見渡す、ビル群と光の格子。前日に登ったもいわ山を遠くに望めるのも一興でした。

屋内で椅子に腰かけ、ガラス越しにゆっくり夜景を眺められるので、一日歩き回った疲れをほぐすのにちょうど良く、コーヒーやお酒を片手に、のんびり時間を過ごせます。

T38から望む札幌の夜景

札幌駅直結の高層タワー38階

夜景を眺めながらのドリンクタイム

遠くにもいわ山を望む

 

JRタワー展望室 T38 (タワー・スリーエイト)
住所 北海道札幌市中央区北5条西2丁目5 (入場受付:JRタワーイースト6階)
営業時間 10:00~22:00 (最終入場21:30) ※イベント等で変更の場合あり
定休日 無休
料金 当日券 大人740円・中高生520円・小学生・幼児(4歳以上)320円
アクセス JR札幌駅直結。札幌ステラプレイス イースト6階から専用エレベーターで38階へ

公式サイト

運航ダイヤのご案内

2026年6月1日(月)〜10月24日(土)

2026/6/1 – 10/24

出発便:茨城→札幌Departure flight: Ibaraki – Sapporo离境航班:茨城→札幌離境航班:茨城→札幌출발편:이바라키→삿포로
便名Flight No.航班号航班號碼편명 茨城空港 発From Ibaraki Airport从茨城机场從茨城機場이바라키공항 출발 新千歳空港 着To New Chitose Airport到达新千岁机场到達新千歲機場신치토세공항 도착 運航日Flight date航班日期航班日期운항 일
SKY791 8:50 10:15 毎日Every day毎天毎天매일
SKY793 13:00 14:25 毎日Every day毎天毎天매일
SKY795 18:40 20:00 毎日Every day毎天毎天매일
到着便:札幌→茨城Arrival flight: Sapporo – Ibaraki到达航班:札幌→茨城到達航班:札幌→茨城도착편:삿포로→이바라키
便名Flight No.航班号航班號碼편명 新千歳空港 発From New Chitose Airport从新千岁机场從新千歲機場신치토세공항 출발 茨城空港 着To Ibaraki Airport到达茨城机场到達茨城機場이바라키공항 도착 運航日Flight date航班日期航班日期운항 일
SKY790 8:55 10:20 毎日Every day毎天毎天매일
SKY792 10:55 12:20 毎日Every day毎天毎天매일
SKY794 17:45 19:10 毎日Every day毎天毎天매일